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SQL Serverを利用したC/S型システムの特徴

 

Accessのようなファイル共有型のデータベースは、データベースエンジン(Jetエンジン)がクライアント側にインストールされます。このため、テーブルの特定のレコードを要求しても目的のレコード以外の検索中のレコードもネットワークを経由してクライアント側に転送されてしまいます。この処理方式は、テーブルのレコード件数が100件ぐらいの小規模なテーブルではあまり問題になりませんが、レコード件数が5万件を超えるような比較的大規模なテーブルを扱うとき、ネットワークの性能に重大な影響を与えます。

 

図 ファイル共有型のデータベースエンジンは、クライアント側にインストールされるので検索処理がネットワークを経由して行われる(目的のレコード以外の検索中のレコードも転送される)

 

一方、クライアント/サーバー型(以降C/S型と呼ぶ)の場合、データベースエンジン(SQL Serverエンジン)はファイルサーバー側にインストールされます。このため、テーブルの特定のレコードを要求すると、ファイルサーバー側で検索してクライアントには目的のレコードのみ転送します。(つまり、目的のレコードが見つかるまでの検索処理はすべてファイルサーバー側で処理されるため、ネットワークに一切負荷がかかりません。)

図 C/S型のデータベースエンジンは、ファイルサーバー側にインストールされるので検索処理はファイルサーバー側で行われる(クライアントには目的のレコードのみ転送される)

 

このようにC/S型のデータベースエンジンを利用した場合、ネットワークのトラフィックを最小限に抑えることができます。

 

C/S型のエンジンは、SQLを事前にデータベースに登録する機能(ストアドプロシージャ)をサポートしているので、SQLを解析する処理が高速化されます。

 

最後にC/S型データベースの特徴をまとめると以下のようになります。

 

  検索処理をファイルサーバー側にて行って結果のみクライントに返します。
(ファイル共有型と比較するとネットワークの負荷が軽減されます。)

  C/S型のデータベースは、支店などのリモートサイトから本社のデータベースをアクセスするのに適しています。

  年中無休の運用にも対応できます。

  データベースのバックアップ/リストア機能が充実しています。

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