■ 売掛金の回収を時系列で集計するには (2000,2002,2003,2007)

売掛金テーブルから売掛金の回収予定を時系列で集計するクロス集計クエリを作成します。売掛金を時系列で集計するには、Partition関数を使用します。

 

 

1. 新規データベース作成

Accessを起動したら、ツールバーから新規作成のアイコンをクリックして、作業フォルダworkに新規データベースW056.mdbを作成します。

 

2. 売掛金テーブルをインポート

Windowsのエクスプローラを起動したら、056.mdb(このページの最後からダウンロードできます)をダブルクリックして開きます。056.mdbのデータベースウィンドウが表示されたら、tbl売掛金をドラッグしてW056.mdbのデータベースウィンドウにドロップします。テーブルをインポートしたら、056.mdbを閉じます。

 

3. 新規クエリ作成

データベースウィンドウのオブジェクトから[クエリ]をクリックして選択したら、新規オブジェクトのショートカットから[デザインビューでクエリを作成する]をダブルクリックします。「テーブルの表示」ダイアログが表示されたら、[テーブル]タブから[tbl売掛金]をクリックして選択します。[追加]ボタンをクリックしてデザインビューに売掛金テーブルを追加します。[閉じる]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

 

クエリのデザインビューが表示されたら、メニューバーから[クエリ][クロス集計]を選択します。tbl売掛金から補助科目のフィールドをダブルクリックしてグリッドの1列目にコピーします。行列の入れ替えのドロップダウンリストから[行見出し]を選択します。2列目のフィールドに「Partition([回収日]-#2003/10/01#,1,120,30)」を入力します。行列の入れ替えから[列見出し]を選択します。3列目のフィールドから[売掛金]を選択します。集計から[合計]を選択します。行列の入れ替えから[]を選択します。

 

ツールバーから上書き保存のアイコンをクリックしたら「qry売掛金回収予定」の名称で保存します。

 

新規クエリを作成したら「qry売掛金回収予定」の名称で保存

 

4. データシートビューに切り替え

ツールバーからデータシートのアイコンをクリックして切り替えます。データシートに、補助科目別(得意先別)の30日後、60日後、90日後、120日後の売掛回収金額が表示されます。

 

データシートに得意先別の売掛回収金額が時系列で表示される

 

●解説

 

売掛金テーブルから1ヵ月後、2ヵ月後、3ヵ月後、4ヵ月後の売掛回収金を集計するには、クロス集計クエリの列見出しにPartition関数を使用します。Partition関数の引数1には、[回収日] - 基準日を指定します。基準日を指定するときは、日付の前後を(#)で囲って#yyyy/mm/dd#にように記述します。引数2と引数3には、開始日、終了日を指定します。引数4には、加算値として1ヶ月分の日数30を指定します。

 

Partition([回収日]-#2003/10/01#,1,120,30)

 

クロス集計クエリを実行すると、補助科目別(得意先別)の30日後、60日後、90日後、120日後の回収金額が表示されます。

 

tbl売掛金テーブル

TRANSFORM Sum(tbl売掛金.売掛金) AS 売掛金の合計

SELECT tbl売掛金.補助科目

FROM tbl売掛金

GROUP BY tbl売掛金.補助科目

PIVOT Partition([回収日]-#10/1/2003#,1,120,30);

売掛金テーブルのクロス集計クエリを実行

 

Note

SQLに日付を指定するときは米国の書式(mm/dd/yyyy)とする

 

SQLステートメントに日付を指定するときは、米国の書式(mm/dd/yyyy)で記述します。今回作成したクロス集計クエリで、列見出しにPartition([回収日]-#2003/10/01#,1,120,30)のように日付を指定していますが、SQLビューで確認するとPartition([回収日]-#10/1/2003#,1,120,30)のように変換されています。